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診療所の日常

【進捗レポート第3回】内装工事の進捗レポート:子どもたちが安心して過ごせる空間を目指して

yukuikodomo

こんにちは。ゆくいこども診療所のブログへようこそ。
今回は、CGで「診察室」のイメージ写真とあわせて、院内に合計5つある診察室(うち3つが洋室、2つが畳の診察室)の特徴をご紹介します。子どもたちと保護者の皆さまがリラックスできる空間を目指し、一つひとつの部屋で雰囲気を変えながら設計を進めています。最後までご覧ください。


1.待合室や廊下など

待合室や廊下には子ども目線の工夫が満載です。カラフルなドアで部屋を区別できる廊下や、木のぬくもりを取り入れた待合スペースなど、診療前後の時間も安心して過ごせるよう設計しています。アリカワ コウヘイさんの絵を取り入れて、診察室が区別できるようにしています。


2.洋室の診察室:落ち着いた雰囲気と柔らかな照明

こちらが「診察室」のイメージです。計3つあり、待合室にもなります。

  • 落ち着いた色合い:照明は柔らかな光を取り入れてリラックスできる雰囲気づくりを目指しています。
  • 木目を活かした収納:シンクや収納棚に木目素材を用いることで、清潔感と温かみを両立しようとしています。
  • 親子で安心できる空間:ベッドに加えてソファも設置しているので、保護者の方が隣で見守りながらお子さまの診察を受けることができます。

また、壁面には落ち着いたアートや小物を飾り、さりげなく楽しめるインテリアコーディネートを取り入れているのもポイント。お子さまだけでなく、家族の方もリラックスできるよう配慮しています。


3.畳の診察室:和のテイストで安心感をプラス

畳の診察室は全部で2室。靴を脱いで上がるため、床に座ってリラックスできるのが大きな特徴です。

  • お子さま向けの安心感:普段の生活に近い、和の空間で診察を受けることで、怖がりやすいお子さまの緊張を和らげられればと考えています。
  • 多目的に使えるレイアウト:カーテンを活用して仕切りをつくれます。検診やカウンセリング、ちょっとしたお着替えスペースなど、多様なシーンで活用できます。
  • やわらかな照明:大きすぎないペンダントライトを取り付け、落ち着きのある光量を確保。保護者の方もゆったりとくつろげる空間を目指しています。

4.各部屋の使い分けと診療シーン

計5室ある診察室(洋室3、畳2)は、以下のような考え方で使い分ける予定です。

  1. 洋室
    • 一般診療や予防接種など、幅広い用途で使用。
    • ベッドやソファを配置し、必要に応じて調整しやすいレイアウト。
    • 車いすの子も入りやすい。
  2. 畳の診察室
    • 小児科特有のカウンセリングや親子での健康相談、発達相談などで活用しやすい。
    • 床に座って過ごせるので、リハビリや動作観察なども行いやすい。

もちろん、患者さまのご希望や診療内容に合わせてフレキシブルに対応しますので、診察時にご遠慮なくスタッフへお声がけください。


5.引き続き、完成に向けて丁寧に準備を進めます

  • 内装・備品の最終調整
    洋室・畳いずれの診察室も、実際に使ってみたときの導線や安全性を確かめながら調整中です。椅子の高さや収納の位置など、細かな部分も見直しを行っています。
  • オープンまでのスケジュール
    工事が完了次第、ブログやSNSで内覧会やオープンの詳細をお知らせいたします。子どもたちが安心して来院できるよう、スタッフ一同が一丸となって準備を進めています。

6.まとめ

今回ご紹介した洋室の診察室は、落ち着いた雰囲気の中にも温かみを感じられるデザインが特徴です。これまでにご案内してきた畳の診察室と合わせて、全部で5室が揃うことで、さまざまなお子さまや保護者の方のニーズに柔軟に応えられるクリニックを目指しています。

今後も工事の進捗やこだわりポイントを随時更新してまいりますので、どうぞお楽しみに。最後までお読みいただきありがとうございました。

引き続き、ゆくいこども診療所をよろしくお願いいたします。オープンに向けて着々と準備を進めておりますので、また最新情報をぜひチェックしてみてくださいね。


追伸

当ブログや公式SNSでは、内装写真や工事現場の様子を定期的に公開しています。一緒に働きたいという方は、ぜひお気軽にお問合せフォームからご連絡くださいませ。皆さまのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。

ゆくいこども診療所 所長 より

ABOUT ME
ゆくいこども診療所
ゆくいこども診療所
所長
3人の男の子のパパで、趣味は子育てと筋トレ。子ども達との遊びをこよなく愛する小児科専門医です。障がい児・者医療に携わり10年以上が経ち、子どもたちが笑顔でいられる医療とサポートを、これからも大切にしていきたいと思っています。
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